DevEditor

DevEditorは演奏の楽譜からの逸脱(演奏表情)を編集するためのツールです。このツールではデータフォーマットとして楽譜はMusicXML、演奏表情はDeviationInstanceXML形式を用います。読み込んだMusicXMLやDeviationInstanceXMLは演奏表情を編集して、DeviationInstanceXMLやCSVに出力することができます。

①ピアノロール

色のついた矩形がノート一つを表します。ノートはクリックで選択する事ができ、選択した状態で両端をドラッグするとそれぞれ発音時刻と消音時刻を編集することができます。色のついた矩形の下に表示されている黒線の枠は楽譜のノートを表しています。MusicXMLのノートにはvoiceという属性があり、番号が割り振られています。例えばピアノの楽譜だとメロディが1、伴奏が2など、主にパート分けのために用いられます。ピアノロール画面ではvoiceによってノートが色分けされています。

extra note
voice1
voice2オレンジ
voice3ピンク
voice4マゼンタ
other薄いマゼンタ

ここでextra noteとは楽譜上にはなく、演奏表情として余分に弾かれたノートのことを指します。ノートの矩形の色の濃さは音量を表し、薄ければ小さく濃ければ大きく音が鳴ります。miss note(楽譜上には存在するが演奏表情として弾かれなかったノート)は矩形が塗りつぶされておらず、枠の線だけを表示します。

②テンポ

テンポカーブを表示します。テンポカーブは四分音符単位で編集することができ、マウスオーバーでハイライトされる部分が動かせます。カーブをドラッグすると値を変える事ができます。

③ベロシティー

各ノートのベロシティーを表示します。ノートはクリックで選択することができ、選択したノートはドラッグで値を変えられます。

④ファイルリスト

開いたファイルを一覧表示します。新たにファイルを開くと追加され、選択すると対応する編集画面を表示します。

⑤ノートリスト

編集中ファイルのノートの一覧を表示します。それぞれonset,offset,notenumとして表示されます。リストを選択すると対応するノートが選択状態になります。

⑥詳細情報

選択中のノートの詳細情報を表示します。それぞれの値を数字で編集することができます。

メニューバー

file

show

edit