アプリケーション・サーバにおいて、アプリケーションのファイルが配置されると自動的にサーバにデプロイされ、ファイルが削除されると自動的にサーバからアンデプロイされる機能を表します。javaの場合、一般的にはファイルはjar圧縮形式(拡張子は様々なですが)で、あるディレクトリに配置されると、サーバが自動的に作業ディレクトリと呼ばれる場所にファイルを展開します。
デプロイヤーはこの機能を提供します。配置ディレクトリを定期的に監視し、ファイルが配置されると自動的に作業ディレクトリに展開し、サーバにイベントを通知します。
配置ディレクトリ、作業ディレクトリは自由に定義することが出来ます。例えば、
/ +---bin/ | +---deployer.jarなどサーバ本体。 +---deploy/ | +---配置ディレクトリ。 +---work/ +---作業ディレクトリ。
という構成であったり、
/ +---bin/ | +---deployer.jarなどのサーバ本体。 +---profiles/ +---user1 | +---deploy/ | | +---配置ディレクトリ。 | +---work/ | +---作業ディレクトリ。 +---user2 | +---deploy/ | | +---配置ディレクトリ。 | +---work/ | +---作業ディレクトリ。 +---user3 +---deploy/ | +---配置ディレクトリ。 +---work/ +---作業ディレクトリ。
という構成を定義することが出来ます。これは、Deployerクラスのコンストラクタに指定する引数で定義します。