HikiはいわゆるひとつのWikiエンジンです。Hikiには以下の特徴があります。
HikiはオリジナルのWikiに似たシンプルな書式をサポートしています。詳細についてはHiki:TextFormattingRulesを参照してください。
スタイルシートを使って簡単に見た目を変えることができ、これはテーマと呼ばれます。Hikiでは、ただただしさん作の日記システムtDiary用の豊富なテーマを使用することができます。
プラグインにより機能を拡張することができます。ただし、プラグインについては現段階では仕様が流動的です。tDiaryの(日記に依存しない)プラグイン資産を最大限生かせる方向で検討中です。
HikiではRuby用のHTML/XMLテンプレートライブラリAmritaを使っているため、出力するHTMLの形式を柔軟に変更することができます。
InterWikiをサポートしています。InterWikiとは、もともとはWikiサーバー間をつなげる機能だった(らしい)のですが、使い方によってはWikiサーバー以外へのリンクすることができます。たとえばInterWikiNameというページに以下のように書いた後、
*[[ruby-list|http://blade.nagaokaut.ac.jp/cgi-bin/scat.rb/ruby/ruby-list/]] *[[Hiki|http://www.namaraii.com/hiki/hiki.cgi?]] euc
任意のページに、
[[Hiki:逆引きRuby]]
と書くとhttp://www.namaraii.com/hiki/hiki.cgiにあるHikiの「逆引きRuby」というページへのリンクになります。
同様に、
[[ruby-list:30305]]
と書くとruby-listメーリングリストの1番のメールへのリンクになります。
Rubyで記述されていることと、Rubyらしいプログラムであることは別です。Hikiの場合Rubyで記述された、あまりRubyらしくないプログラムです。(^^;
もちろん、わざとそうしているわけではないのが悲しいところですが、少しずつRubyらしいプログラムにしていけたらなぁと考えています。
…ということで、皆様のコメントをお待ちしております。
Hikiは作者である竹内 仁(hitoshi@namaraii.com)がRubyと同じライセンスで配布、改変を許可するフリーソフトウェアです。
ただし、配布ファイルのうち以下のものは竹内が開発したものではなく、それぞれの原作者が著作権を有します。配布条件もそれぞれで異なります。詳細については個々のファイルを参照してください。
Hikiはhttp://www.namaraii.com/hiki/でサポートを行っています。ご意見・ご要望はこちらへどうぞ。