axlopeとは何か
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インストール

動作環境

axlopeが動くことを確認した環境は次のとおりです。
ウエッブサーバーOS文字コード
XAMPP ver.1.72
Apache 2.2.12
PHP 5.3.0
WindowsXPSJIS
XAMPP ver.1.72
Apache 2.2.12
PHP 5.3.0
openSUSE Linux 11UTF-8

クライアントOS
FireFox ver.3.5WindowsXP
FireFox ver.3.1openSUSE
I.E. ver.6WindowsXP
I.E. ver.8WindowsXP
他の環境で動くとは思いますが、試していません。

インストール

圧縮してあるファイルを、ウエッブサーバーの公開ディレクトリに伸張してくださ い。readme.html および readme ディレクトリは不要ですので削除してください。 インターネットに公開しているディレクトリを public_html とし、その下に axlope を展開します。また、files ディレクト リ以下をデータディレクトリとします。axlope をインストールするディレクトリ名、データディレクトリの場所と名前は任意に設定できます。
/
  + home/
     + user/
        + public_html/
        |   + axlope2/
        |      + index.php
        |      + lib/
        |      + conf/
        |         + conf.inc
        |      + img/
        + files/
public_html --- ここが公開ディレクトリだとする
axlope2 --- 圧縮ファイルを伸張してできたファイル-名前変更可能
conf.inc --- 設定ファイル:このファイルを編集する必要があります
files --- このディレクトリをデータディレクトリとします-任意のディレ クトリ可能
上図で、filse ディレクトリは、公開するディレクトリとして設定されていません ので、ブラウザでは直接アクセスできません。このようにすることで、インターネ ットにファイルを公開しないで axlope のみから 操作できるようになります。もちろん、公開ディレクトリの下にあるディレクトリ をデータディレクトリにしてもかまいません。

config.incの設定

上の図の場所にある config.inc を開き、データを設定してください。設定項目とその意味は次のとおりです
設定項目設定標準
$gLang メッセージファイルの指定
使用する言語に会わせたメッセージファイルを作ることができます
ただし、日本語ファイルしか用意していません
'ja'
$gTimeZone タイムゾーンの設定
PHP 5 >= 5.1.0)からタイムゾーンの設定がないとE_NOTICEを出すようになりました
もしWarning が出るようならば、行頭の // を消してください
"Asia/Tokyo"
ただし、コメントアウトしてある
$gSplash 画面、右下の[axlope]をクリックしたときに出る画像ファイルの指定
index.phpから見た相対パスで記述
jpg,png,gifなどブラウザで表示できる画像ならばOK
'splash.jpg'
$gOverWrite 同名ファイルがアップロードされた場合、上書きするかどうか
true : 上書きする , false : ファイル名を変える
ファイル名を変える場合、axlopeがファイル名の最後に -nn を付けます
アップロードダイアローグで変えることができます
false
$gCharSet OSの文字コード Windowsならば SJIS , Linux ならば、UTF-8 か EUC-JP
ファイルシステムで利用している文字コード
設定を間違えると文字化けしてソフトは動きません
"SJIS"
$gRootDir ファイルを格納してゆくディレクトリ
絶対パスで記述
最後に / を付けてはいけない
場所は任意、インターネットに公開しているディレクトリでも可
アクセス制限がある場合には、サーバーが書き込みできるようにパーミッションを設定すること
$gRootDir = '/home/user/files';など
'/xampp/files'
参考までの初期設定
$gLang      = 'ja';	
//$gTimeZone  = "Asia/Tokyo";
$gSplash    = 'splash.jpg';
$gOverWrite = false;
$gCharSet   = "SJIS";
$gRootDir   = '/xampp/files';
ここで、データディレクトリは、apache などのウエッブサーバーではなく、ウエッ ブサーバーから起動された PHP がアクセスすることに注意して下さい。apache は 設定 (http.conf) によって、公開するディレクトリが決められておりそれ以外の場 所を、クライアントは覗くことはできません。しかし、PHP にその設定は及ばない ため、どのディレクトリでもアクセスできてしまいます。つまり、
$gRootDir = '/etc';
などとしてしまうと、クライアントは、axlope を通じて/etcのディレクトリを参照できてしまいます。パーミッションの関係から 書き込みはできなくても、読み込みはできるかもしれません。これは、 セキュリティー上の重大な危機 です。簡単に 情報漏洩やクラッキングを許してしまうことになるので、$gRootDir の設定は慎重 にして下さい。
axlope には、アクセス制限の機能がありません。 全て公開する場合は問題ありませんが、通常はアクセス制限が必要になります。ア クセス制限する場合は、ウエッブサーバーの機能を利用してください。具体的には 、.htaccess ファイルなどを axlope のプログラ ムのディレクトリに置いて下さい。また、データディレクトリを公開ディレクトリ の下に設定している場合は、こちらにも、.htaccess ファイルなどを置き、アクセ ス制限をして下さい。さらに、SSL でしか通信できないようにするなど、万全の対 策を取ってください。