Class CGIKit::ByteData
In: docs/rdoc_ja.rb
Parent: Object

CGIKit::ByteDataはバイト列のデータを扱うクラスです。 Rubyでは文字列もバイト列も等しく扱えますが、 マルチパートのフォームデータを扱うのが目的です。

マルチパートのフォームデータは、一定の大きさ (10KB) までは メモリ上で保持しますが、それ以上になると一時ファイルに保存します。 一時ファイルに保存すると CGIKit::TempfileByteData オブジェクトが返りますが、 CGIKit::ByteData と同じインターフェースで使えます。

Methods

<<   bytes   close   each   length   new_with_file   new_with_io   open   size   tempfile?   write_to_file  

Attributes

content_type  [RW]  コンテントタイプ。
path  [RW]  ファイルパス。

Public Class methods

ファイルを読み込んでインスタンスを生成します。

IOオブジェクト io を offset 位置から count バイト分読み込んだ インスタンスを生成します。 io がFileオブジェクトであれば、ファイルパスを path にセットします。

Public Instance methods

バイト列を追加します。

バイト列を返します。

一時ファイルをクローズします。 このクラスの実装では何もしません。

See Also: open

各バイトを繰り返します。

バイト数を返します。

一時ファイルをオープンします。 このクラスの実装では何もしません。

See Also: close

size()

Alias for length

一時ファイルを使っていれば真を返します。

バイト列を指定したファイルに書き込みます。 lock が真なら、書き込み時にファイルをロックします。

[Validate]