ORCA 接続ツール
ORCA 接続設定

 最下端のハンマー・アイコンのクリックで「ORCAへの接続条件設定」パネルが開きます。ORCA の IPアドレス・ORCA 利用のためのユーザID・パスワードを設定してください。

 このツールは NOA との連携が必要なツールですので URL を直接叩いて立ち上げたのではうまく機能しません。必ず NOA の道具メニューから立ち上げてください。ツールのパネルが立ち上がっても内容が空白の場合は、ORCA 自体が立ち上がっていないかネットワーク的に接続できていない場合です。

ORCA から患者基本情報・保険情報の取り込み

 左上の「ORCA から読込」ボタンを押すと、ORCA から受け取ったデータが表示されます。最後の「病名情報」は表示されるまで一呼吸必要な場合があります。

 NOA へ転記したいデータにチェックを入れ「NOA へ転記」ボタンを押すと、データが NOA へ上書きされ、NOA の画面が再読込みされます。正しく転記されていることをお確かめください。チェックの外れた項目は転記されません。

 転記する前に ORCA 欄のデータを修正しておけば、修正されたデータが NOA へ上書きされます。

 チェックされた項目は記憶され、次回このツールを開いた時も同じ項目にチェックが入ります。

ORCA から転送される XML データを表示してみる

 ORCA から受け取るデータを詳細に見たい場合は、右上のポップアップメニューの項目を選択後「表示」ボタンを押してください。選択項目に関する XML 形式のデータが階層化して表示されます。「ORCA から読込」で表示されるデータは、ここから抽出されたものです。

ORCA に接続できない原因として考えられること
  • ORCAは動いていますか
  • ORCAへの接続設定は正しいですか
  • その患者の ORCA で使われている ID を NOA の receiptId 欄へ登録しておかないとORCAから情報を取得できません(receiptId 空欄の場合 patientId が ORCA 用 ID として認識されます。つまり ORCA にも NOA の ID が使われていれば receiptId は空欄のままで構いません)
ウインドウのサイズ・位置を記憶

 「表示」ボタンを押したタイミングでウインドウのサイズと位置が記憶され、次からそのサイズと位置で表示されます。

その他

 電子カルテ側の診療行為などのデータを ORCA へ受け渡す API が ORCA へ未実装のため、現状では ORCA に入力された情報を受け取る一方通行ですが、いずれ提供される予定だそうです。

Update: 2014-02-12