クラス QRcodeTag

  • すべての実装されたインタフェース:
    java.io.Serializable, BodyTag, IterationTag, JspTag, Tag, TryCatchFinally

    public class QRcodeTag
    extends CommonTagSupport
    QRコードに対応したイメージファイルを作成するタグです。 QRコードで表示できる文字数は、バージョン、エンコードモード、エラー訂正レベル に依存します。 また、イメージの大きさは、文字数と1セル辺りのピクセルに依存します。 fileURLは、通常、システムリソースのFILE_URL(=filetemp)なので、fileURL="{@USER.ID}" と するのが一般的です。 ファイル名は、初期値:rqcode ですが、拡張子はimageType(初期値:PNG)を小文字化して追加します。 拡張子が付いている場合は、そのまま使用されます。 また、同一ファイル名の場合、ブラウザキャッシュのため、画像が更新されないことがあるため imgタグのsrc属性に、キャッシュの無効化のための引数を追加しています。
    関連項目:
    直列化された形式
    機能分類
    画面表示
    形式サンプル:
    ●形式:<og:qrCode fileURL="{@USER.ID}" > エンコードする文字列 </og:qrCode > ●body:あり(EVAL_BODY_BUFFERED:BODYを評価し、{@XXXX} を解析します) または、 ●形式:<og:qrCode value="エンコードする文字列" /> ●Tag定義: <og:qrCode value 【TAG】エンコードする文字列(または、BODY部に記述) version 【TAG】バージョン (2から40の整数)(初期値:5) encodeMode 【TAG】エンコードモード('N':数字モード 'A':英数字モード 'B':8bit byteモード)(初期値:B) errCorrect 【TAG】エラー訂正レベル ('L','M','Q','H')(初期値:M) imageType 【TAG】イメージファイル形式(PNG/JPEG)(初期値:PNG) pixel 【TAG】1セル辺りの塗りつぶしピクセル(初期値:3) fileURL 【TAG】QRイメージファイルを出力するディレクトリ(初期値:FILE_URL) filename 【TAG】QRイメージファイル名 (初期値:rqcode) textEncode 【TAG】byteモード時のテキスト文字エンコード(初期値:Charset.defaultCharset()) 7.2.3.0 (2020/04/10) caseKey 【TAG】このタグ自体を利用するかどうかの条件キーを指定します(初期値:null) caseVal 【TAG】このタグ自体を利用するかどうかの条件値を指定します(初期値:null) caseNN 【TAG】指定の値が、null/ゼロ文字列 でない場合(Not Null=NN)は、このタグは使用されます(初期値:判定しない) caseNull 【TAG】指定の値が、null/ゼロ文字列 の場合は、このタグは使用されます(初期値:判定しない) caseIf 【TAG】指定の値が、true/TRUE文字列の場合は、このタグは使用されます(初期値:判定しない) debug 【TAG】デバッグ情報を出力するかどうか[true/false]を指定します(初期値:false) > ... Body ... </og:qrCode>
    変更履歴:
    7.2.1.0 (2020/03/13) 新規作成
    バージョン
    7.2
    作成者
    Kazuhiko Hasegawa
    導入されたバージョン:
    JDK11.0,
    • コンストラクタの詳細

      • QRcodeTag

        public QRcodeTag()
        デフォルトコンストラクター
        変更履歴:
        7.2.1.0 (2020/03/13) 新規作成
    • メソッドの詳細

      • doStartTag

        public int doStartTag()
        Taglibの開始タグが見つかったときに処理する doStartTag() を オーバーライドします。
        定義:
        doStartTag インタフェース内 Tag
        オーバーライド:
        doStartTag クラス内 CommonTagSupport
        戻り値:
        後続処理の指示( EVAL_BODY_BUFFERED )
      • doAfterBody

        public int doAfterBody()
        Taglibのタグ本体を処理する doAfterBody() を オーバーライドします。
        定義:
        doAfterBody インタフェース内 IterationTag
        オーバーライド:
        doAfterBody クラス内 CommonTagSupport
        戻り値:
        後続処理の指示(SKIP_BODY)
      • doEndTag

        public int doEndTag()
        Taglibの終了タグが見つかったときに処理する doEndTag() を オーバーライドします。
        定義:
        doEndTag インタフェース内 Tag
        オーバーライド:
        doEndTag クラス内 CommonTagSupport
        戻り値:
        後続処理の指示
        変更履歴:
        7.2.3.0 (2020/04/10) textEncode byteモード時のテキスト文字エンコード追加
      • release2

        protected void release2()
        タグリブオブジェクトをリリースします。 キャッシュされて再利用されるので、フィールドの初期設定を行います。
        オーバーライド:
        release2 クラス内 CommonTagSupport
        変更履歴:
        7.2.3.0 (2020/04/10) textEncode byteモード時のテキスト文字エンコード追加
      • setValue

        public void setValue​(java.lang.String val)
        【TAG】エンコードする文字列(または、BODY部に記述)を指定します。
        パラメータ:
        val - エンコードする文字列(または、BODY部に記述)
        説明:
        エンコードする文字列のバイト数は、バージョン、エンコードモード、エラー訂正レベルに依存します。 また、イメージの大きさは、それらプラス1セル辺りのピクセルも影響します。
      • setVersion

        public void setVersion​(java.lang.String ver)
        【TAG】バージョン (2から40の整数)を指定します(初期値:5)。
        パラメータ:
        ver - バージョン
        説明:
        エンコードする文字列のバイト数は、エラー訂正レベル、バージョン に依存します。 文字列のバイト数を増やす場合は、バージョンを適切に設定します。
      • setEncodeMode

        public void setEncodeMode​(java.lang.String mode)
        【TAG】エンコードモード('N':数字モード 'A':英数字モード 'B':8bit byteモード)を指定します(初期値:B)。
        パラメータ:
        mode - エンコードモード
        説明:
        エンコードする文字列の種類に応じて設定します。 日本語等を含む場合は、'B':8bit byteモード にしてください。
      • setErrCorrect

        public void setErrCorrect​(java.lang.String crct)
        【TAG】エラー訂正レベル ('L','M','Q','H')を指定します(初期値:M)。
        パラメータ:
        crct - エラー訂正レベル
        説明:
        エンコードする文字列のバイト数は、エラー訂正レベル、バージョン に依存します。 通常、初期値のままで問題ありません。
      • setImageType

        public void setImageType​(java.lang.String type)
        【TAG】イメージファイル形式(PNG/JPEG)を指定します(初期値:PNG)。
        パラメータ:
        type - イメージファイル形式
        説明:
        QRコードのイメージファイルの形式を指定します。 拡張子は自動的にイメージファイル形式(の小文字)がセットされます。
      • setPixel

        public void setPixel​(java.lang.String px)
        【TAG】1セル辺りの塗りつぶしピクセルを指定します(初期値:3)。
        パラメータ:
        px - ピクセル数
        説明:
        QRコードのイメージファイルの形式を指定します。 拡張子は自動的にイメージファイル形式(の小文字)がセットされます。
      • setFileURL

        public void setFileURL​(java.lang.String url)
        【TAG】 QRイメージファイルを出力するディレクトリを指定します(初期値:FILE_URL)。
        パラメータ:
        url - 保存先ディレクトリ名
        関連項目:
        SystemData.FILE_URL
        説明:
        この属性で指定されるディレクトリに、QRイメージファイルをセーブします。 指定方法は、通常の fileURL 属性と同様に、先頭が、'/' (UNIX) または、2文字目が、 ":" (Windows)の場合は、指定のURLそのままのディレクトリに、そうでない場合は、 FILE_URL 属性で指定のフォルダの下に、フォルダを作成します。 初期値は、FILE_URL になるため、通常は{@USER.ID}を指定する必要があります。
      • setFilename

        public void setFilename​(java.lang.String fname)
        【TAG】QRイメージファイル名をセットします(初期値:rqcode)。
        パラメータ:
        fname - ファイル名
        説明:
        ファイルを作成するときのファイル名をセットします。 ファイル名の拡張子は、imageType属性の小文字を追加します。 拡張子付きで指定した場合(ファイル名に、ピリオドを含む場合)は、 そのままの値を使用します。
      • setTextEncode

        public void setTextEncode​(java.lang.String txtEnc)
        【TAG】byteモード時のテキスト文字エンコードをセットします(初期値:環境依存)。
        パラメータ:
        txtEnc - テキスト文字エンコード
        説明:
        テキストのエンコードの指定がない場合は、プラットフォーム依存のデフォルトの Charset です。 java.nio.charset.Charset#defaultCharset() QRコードで、機種依存文字(①など)は、Windows-31J を指定しても読み取り側が対応していません。 その場合は、UTF-8 を指定します。(必要なバイト数は当然増えます) 通常、何も指定しないか、UTF-8 を指定するかのどちらかになります。
        変更履歴:
        7.2.3.0 (2020/04/10) textEncode byteモード時のテキスト文字エンコード追加
      • toString

        public java.lang.String toString()
        このオブジェクトの文字列表現を返します。 基本的にデバッグ目的に使用します。
        オーバーライド:
        toString クラス内 CommonTagSupport
        戻り値:
        このクラスの文字列表現
        このメソッドは、nullを返しません