クラス TextTag

  • すべての実装されたインタフェース:
    java.io.Serializable, BodyTag, IterationTag, JspTag, Tag, TryCatchFinally

    public class TextTag
    extends CommonTagSupport
    BODY部に記述されたエンジン固有の文字列({@XXXX}など)を、 ユーザー情報のエンコーディングに変換するタグです。 XML形式で 日本語コードのパースが、JSPエンジン(Tomcat)でサポート されるまでの、暫定的なタグです。 なお、このタグの内部に存在するカスタムタグは、先に実行されるため 漢字コードは、変換されません。 ※ 6.3.1.0 (2015/06/28) caseKey、caseVal、caseNN、caseNull、caseIf 属性追加
    関連項目:
    直列化された形式
    機能分類
    画面部品
    形式サンプル:
    ●形式:<og:text >・・・</og:text> ●body:あり(EVAL_BODY_BUFFERED:BODYを評価し、{@XXXX} を解析します) ●Tag定義: <og:text value 【TAG】value 値に直接書かれたコードを出力します include 【TAG】動的にファイルを include します(初期値:null) usePrintOut 【TAG】デバッグ用に、value 値を System.out.println に 出力するかどうか(初期値:false) 6.9.3.0 (2018/03/26) useStop 【TAG】6.9.9.1 (2018/08/27) BODYを処理後に停止するかどうか[true/false]を指定します(初期値:false) xssCheck 【TAG】リクエスト情報の HTMLTag開始/終了文字(><) 存在チェックを実施するかどうか[true/false]を設定します (初期値:USE_XSS_CHECK[=true]) caseKey 【TAG】このタグ自体を利用するかどうかの条件キーを指定します(初期値:null) caseVal 【TAG】このタグ自体を利用するかどうかの条件値を指定します(初期値:null) caseNN 【TAG】指定の値が、null/ゼロ文字列 でない場合(Not Null=NN)は、このタグは使用されます(初期値:判定しない) caseNull 【TAG】指定の値が、null/ゼロ文字列 の場合は、このタグは使用されます(初期値:判定しない) caseIf 【TAG】指定の値が、true/TRUE文字列の場合は、このタグは使用されます(初期値:判定しない) debug 【TAG】デバッグ情報を出力するかどうか[true/false]を指定します(初期値:false) > ... Body ... </og:text> ●使用例 ・<og:text > <p>あいおえお:<input name="PN" value="{@PN}" /> </p> </og:text> ・<og:text value="あいうえお" /> 動的にファイルを include することが出来ます。 ・<og:text include="{@query}.txt" />
    バージョン
    4.0
    作成者
    Kazuhiko Hasegawa
    導入されたバージョン:
    JDK5.0,
    • コンストラクタの詳細

      • TextTag

        public TextTag()
        デフォルトコンストラクター
        変更履歴:
        6.4.2.0 (2016/01/29) PMD refactoring. Each class should declare at least one constructor.
    • メソッドの詳細

      • doStartTag

        public int doStartTag()
        Taglibの開始タグが見つかったときに処理する doStartTag() を オーバーライドします。
        定義:
        doStartTag インタフェース内 Tag
        オーバーライド:
        doStartTag クラス内 CommonTagSupport
        戻り値:
        後続処理の指示( EVAL_BODY_BUFFERED )
        変更履歴:
        6.3.1.0 (2015/06/28) caseKey、caseVal、caseNN、caseNull、caseIf 属性追加
      • doAfterBody

        public int doAfterBody()
        Taglibのタグ本体を処理する doAfterBody() を オーバーライドします。
        定義:
        doAfterBody インタフェース内 IterationTag
        オーバーライド:
        doAfterBody クラス内 CommonTagSupport
        戻り値:
        後続処理の指示(SKIP_BODY)
        変更履歴:
        2.2.0.0 (2002/12/17) 中国語(国際化)対応 エンコードの取得方法変更, 3.0.0.0 (2002/12/25) StringUtil#changeString 廃止, 3.1.1.0 (2003/03/28) ボディの内容を取得する処理を、CommonTagSupport で行う。, 4.0.0.0 (2007/10/12) 処理中にエラーを発生させないようにしする。, 6.3.1.0 (2015/06/28) caseKey、caseVal、caseNN、caseNull、caseIf 属性追加, 5.9.10.5 (2016/07/22) XSS対策
      • doEndTag

        public int doEndTag()
        Taglibの終了タグが見つかったときに処理する doEndTag() を オーバーライドします。
        定義:
        doEndTag インタフェース内 Tag
        オーバーライド:
        doEndTag クラス内 CommonTagSupport
        戻り値:
        後続処理の指示
        変更履歴:
        3.1.1.2 (2003/04/04) Tomcat4.1 対応。release2() を doEndTag()で呼ぶ。, 6.3.1.0 (2015/06/28) caseKey、caseVal、caseNN、caseNull、caseIf 属性追加, 6.9.0.2 (2018/02/13) debug="true" で、System.out.println( value ) を出します。, 6.9.3.0 (2018/03/26) debug="true" ではなく、専用属性の usePrintOut で出力を制御します。, 6.9.9.1 (2018/08/27) useStop 属性を追加します。, 7.0.1.3 (2018/11/12) useStop 属性は、useTagが有効の場合のみ判定する。
      • release2

        protected void release2()
        タグリブオブジェクトをリリースします。 キャッシュされて再利用されるので、フィールドの初期設定を行います。
        オーバーライド:
        release2 クラス内 CommonTagSupport
        変更履歴:
        2.0.0.4 (2002/09/27) カスタムタグの release() メソッドを、追加, 3.1.1.2 (2003/04/04) Tomcat4.1 対応。release2() を doEndTag()で呼ぶ。, 5.9.10.5 (2016/07/22) xssCheck追加, 6.9.3.0 (2018/03/26) usePrintOut 新規追加, 6.9.9.1 (2018/08/27) useStop 属性を追加します。
      • setValue

        public void setValue​(java.lang.String val)
        【TAG】value 値に設定します。
        パラメータ:
        val - 設定値
        説明:
        ここで、value に設定した場合は、BODY 部は無視されます。 なお、このタグでは、エラー発生時でも継続して処理を続けられるようにします。 error.jsp などのエラー処理画面で、このタグを使用するケースがある為です。 <og:text value="あいうえお" />
        変更履歴:
        2.2.0.0 (2002/12/17) 中国語(国際化)対応 エンコードの取得方法変更, 3.0.0.0 (2002/12/25) StringUtil#changeString 廃止, 4.0.0.0 (2005/12/31) エラー発生時でも異常終了させずに処理を続けます。
      • setInclude

        public void setInclude​(java.lang.String file)
        【TAG】動的にファイルを include します。
        パラメータ:
        file - ファイル名
        説明:
        指定のファイル名は、自身のディレクトリからの相対パスで表されます。
        変更履歴:
        4.0.0.0 (2007/05/25) 新規追加, 6.4.5.1 (2016/04/28) FileStringのコンストラクター変更, 6.4.5.2 (2016/05/06) fukurou.util.FileString から、fukurou.util.FileUtil に移動。
      • setUsePrintOut

        public void setUsePrintOut​(java.lang.String flag)
        【TAG】デバッグ用に、value 値を System.out.println に 出力するかどうか[true/false]を設定します。
        パラメータ:
        flag - System.out.println に 出力するかどうか [true:する/false:しない]
        説明:
        DOS窓に出力するので、サービス化していない場合のデバッグ用の機能です。 Tomcat内のJSPで、繰返し処理を行っているような場合、処理時間が長い場合、HTMLとしての レスポンスは、すべての処理が完了するまで戻ってこないため、進捗状況がわかりません。 そこで、DOS窓上に、System.out.printlnとして、value値を出力します。 このフラグを true にセットした場合には、debugも、useTag(タグの使用)も効果は無く、 value値も JSPには表示しません。 初期値は、(false:出力しない) です。
        変更履歴:
        6.9.3.0 (2018/03/26) usePrintOut 新規追加
      • setXssCheck

        public void setXssCheck​(java.lang.String flag)
        【TAG】リクエスト情報の HTMLTag開始/終了文字(><) 存在チェックを実施するかどうか[true/false]を設定します (初期値:USE_XSS_CHECK[=])。
        パラメータ:
        flag - XSSチェック [true:する/false:しない]
        関連項目:
        SystemData.USE_XSS_CHECK
        説明:
        クロスサイトスクリプティング(XSS)対策の一環としてless/greater than signについてのチェックを行います。 (><) が含まれていたエラーにする(true)/かノーチェックか(false)を指定します。 (初期値:システム定数のUSE_XSS_CHECK[=])。
        変更履歴:
        5.9.10.5 (2016/07/22) xssCheck
      • setUseStop

        public void setUseStop​(java.lang.String flag)
        【TAG】BODYを処理後に停止するかどうか[true/false]を指定します(初期値:false)。
        パラメータ:
        flag - 処理後停止 [true:する/それ以外:しない]
        説明:
        true を指定すると、以下の処理は、行われません。 初期値は、停止しない ("false")
        変更履歴:
        6.9.9.1 (2018/08/27) useStop 属性を追加します。
      • toString

        public java.lang.String toString()
        このオブジェクトの文字列表現を返します。 基本的にデバッグ目的に使用します。
        オーバーライド:
        toString クラス内 CommonTagSupport
        戻り値:
        このクラスの文字列表現
        変更履歴:
        6.9.0.2 (2018/02/13) useTag 属性の値も表示に加えます。
        このメソッドは、nullを返しません