パッケージ org.opengion.fukurou.util

クラス HybsLoader


  • public class HybsLoader
    extends Object
    AutoCompile機能、HotDeploy機能を実現するためのクラスローダーです。 AutoCompile機能は、クラスの動的コンパイルを行います。 AutoCompile機能を有効にするには、コンストラクタで与えられるHybsLoaderConfigオブジェクトで、 AutoCompileフラグをtrueにしておく必要があります。 HotDeploy機能は、クラスの動的ロードを行います。 HotDeploy機能を有効にするには、コンストラクタで与えられるHybsLoaderConfigオブジェクトで、 HotDeployフラグをtrueにしておく必要があります。 (1)クラスの動的コンパイル loadClass(String)メソッドが呼ばれた場合に、ソースディレクトより、対象となるソースファイルを 検索し、クラスのコンパイルを行います。 コンパイルが行われる条件は、「クラスファイルが存在しない」または「クラスファイルのタイムスタンプがソースファイルより古い」です。 コンパイルを行うには、JDKに含まれるtools.jarが存在している必要があります。 tools.jarが見つからない場合、エラーとなります。 また、コンパイルのタスクのクラス(オブジェクト)は、JVMのシステムクラスローダー上のクラスに存在しています。 このため、サーブレットコンテナで、通常読み込まれるWEB-INF/classes,WEB-INF/lib以下のクラスファイルも、 そのままでは参照することができません。 これらのクラスを参照する場合は、HybsLoaderConfigオブジェクトに対してクラスパスを設定しておく必要があります。 (2)クラスロード クラスの動的ロードは、クラスローダーの入れ替えによって実現しています。 HotDeploy機能を有効にした場合、読み込むクラス単位にURLClassLoaderを生成しています。 クラスロードを行う際に、URLClassLoaderを新しく生成することで、クラスの再ロードを行っています。 つまり、HotDeployにより読み込まれるそれぞれのクラスは、お互いに独立した(平行な位置に存在する)関係に なります。 このため、あるHotDeployによりロードされたクラスAから、同じくHotDeployによりロードされたクラスBを直接参照 することができません。 この場合は、クラスBのインターフェースを静的なクラスローダー(クラスAから参照できる位置)に配置することで、クラスB のオブジェクトにアクセスすることができます。
    変更履歴:
    5.1.1.0 (2009/12/01) 新規作成
    機能分類
    業務ロジック
    バージョン
    5.0
    作成者
    Hiroki Nakamura
    導入されたバージョン:
    JDK1.6,
    • コンストラクタの詳細

      • HybsLoader

        public HybsLoader​(HybsLoaderConfig option)
        HybsLoaderOptionを使用してHybsLoaderオブジェクトを生成します。
        パラメータ:
        option - HybsLoaderを構築するための設定情報
    • メソッドの詳細

      • load

        public Class<?> load​(String clsNm)
        指定されたクラス名のクラスをロードします。 クラス名については、クラス自身の名称のみを指定することができます。 (パッケージ名を含めた完全な形のクラス名を指定することもできます)
        パラメータ:
        clsNm - クラス名
        戻り値:
        クラス
        変更履歴:
        6.9.7.0 (2018/05/14) 中間変数を用意せず、直接返します。
      • newInstance

        public Object newInstance​(String clsName)
        指定されたクラス名のクラスをロードし、デフォルトコンストラクターを使用して インスタンスを生成します。
        パラメータ:
        clsName - クラス名(Qualified Name)
        戻り値:
        インスタンス
        変更履歴:
        5.1.8.0 (2010/07/01) Exceptionのエラーメッセージの修正(状態の出力), 6.8.2.3 (2017/11/10) java9対応(cls.newInstance() → cls.getDeclaredConstructor().newInstance())
      • toString

        public String toString()
        このオブジェクトの内部表現を、文字列にして返します。
        オーバーライド:
        toString クラス内 Object
        戻り値:
        オブジェクトの内部表現
        変更履歴:
        6.1.0.0 (2014/12/26) refactoring
        このメソッドは、nullを返しません