Release: | 2.7 |
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Date: | 2011年 12月 26日 |
このドキュメントでは、Python インタプリタを拡張するために C/C++ でモジュールを書く方法について述べます。拡張モジュールでは、新たな関数を定義できるだけでなく、新たなオブジェクト型とそのメソッドも定義できます。このドキュメントではまた、Python インタプリタを別のアプリケーションに埋め込み (embedding)、拡張言語として使う方法についても述べます。また、動的に(実行時に)拡張モジュールをロードする機能をOSがサポートしている場合に、動的ロード可能な拡張モジュールをコンパイルしてリンクする方法を示します。
このドキュメントでは、読者は Python について基礎的な知識を持ち合わせているものと仮定しています。形式ばらない Python 言語の入門には、 Python チュートリアル を読んでください。 Python 言語リファレンス を読めば、 Python 言語についてより形式的な定義を得られます。また、 Python 標準ライブラリ では、Python に広い適用範囲をもたらしている既存のオブジェクト型、関数、および (組み込み、および Python で書かれたものの両方の) モジュールについて解説しています。
Python/C API 全体の詳しい説明は、別のドキュメントである、 Python/C API リファレンスマニュアル を参照してください。