SQSを利用する際に必要なソフトウェアが動くものであれば, 以下に記した構成内容と厳密に一致していなくても利用可能です (例えば,Windows XP以外のOSとして,Windows2000,MacOS Xなどでも利用可能であると 思われます).※SQSの開発は,Debian GNU/Linux 3.0 (woody), Pentium M 1.6GHz, 1GBメモリの PC上で行なっています.
SQSアプリケーションのインストールや,SQSの解説の動画などを閲覧するときには, 数十MB単位でのファイルのダウンロードが行なわれます. そのため,ADSLや光ファイバなど,いわゆるブロードバンド方式での インターネット接続ができる必要があります.
なお,SQSアプリケーションは,インストールを完了した後には, オフラインでの利用が可能です.
回収した調査票を画像ファイルとして読み込むために必要です.以下の仕様に準じるものを用意してください.
※「片面のみ対応」のスキャナーでも利用可能ですが,その場合は,配布する調査票は片面印刷で作成する必要があります.
この仕様を満たすものとして,次の2種類の製品を推奨スキャナとしています. これらについては,SQSでの利用に適した設定方法や操作手順を解説したマニュアルを提供します.
なお,こうしたスキャンの工程について,SQSは,特定のハードやソフトには依存していません. もしも,SQSの導入を検討しているユーザが,すでにスキャナを購入していて, その利用のためのアプリケーションに習熟しているのならば,原則として, そうした機材環境を,そのまま利用できます.
配布する調査票の原稿を印刷します.現在普通に市販されている製品で, 普通紙に白黒ではっきりと印刷ができるものであれば,どのような製品でも構いません (印刷品質・印刷サイズなどは特に問いません). レーザプリンタ,インクジェットプリンタなどのいずれの方式のものでも利用できます.
プリンターで印刷した調査票を,配布用に複写します. コピー機,リソグラフなどの印刷機を利用できます.
マーク認識時のエラーを減らすため,なるべく原稿の「見た目の品質」を維持できるような 方法で複写してください. 原稿の線がかすれて消えてしまったり,線が潰れてにじんでしまうようなことが無いように, 注意してください(もし可能ならば,プリンターで直接に調査に必要な枚数を印刷し, そのまま利用したほうが,原稿品質は高くなります).
スキャニングの際のトラブルを減らすために,白色率の高い紙, 厚みの薄すぎない紙を利用するように注意してください.
調査票を複写する際には,一人分の調査票の枚数を減らすために, 両面印刷をすることを推奨します(枚数が少ない方が, 回答者の心理的負担が減ることなどから,回収率が高まります. また,森林資源の節約にもつながります).
複数ページの調査票を配布するときに,ページが脱落したりページの順序が入れ替わったりしないように, 一人分の調査票を綴じることをおすすめします.
複数ページの調査票は,スキャンをする前に,ステープラー(ホチキス)で止められた部分を切り落として, 一枚ずつに分ける必要があります.
SQSアプリケーションのダウンロード・インストール・更新,マニュアル閲覧などのために, Webブラウザが必要です.
SQS関連のWebコンテンツは, XHTML1.1, CSS2.0 を用いて記述され,HTTP/1.1 で提供されています.
SQSアプリケーションは 100% Pure Java のソフトウェアとして開発されているので, いわゆる "Write Once, Run Anyware" として動作します.
Java実行環境として,J2SE1.4.2 JRE(Java Runtime Environment)が必要です(※J2SE5.0への対応は準備中です.当面は,J2SE1.4.2でご利用ください).
J2SE1.4.2 JRE(Java Runtime Environment)は,Sun Microsystems の Webサイトから, 無料でダウンロードして利用できます.
※インストール方法については 別ページにまとめていますので,ご参照ください.
SQSアプリケーションは,マークシート形式での調査票の原稿を, PDFファイルとして生成します.
このPDFファイルの閲覧・印刷をするために, Adobe Reader 6.0など,PDF-1.3仕様以上を満たすソフトウェアが必要です.
Adobe Readerは, Adobe Systems のWebサイトから,無料でダウンロードして利用することができます.
なお,SQS SourceEditorからマークシート式調査票のPDFを作成する際に, Adobe Readerを何度も頻繁に起動することになるため,Adobe Reader SpeedUp をインストールするなどして,Adobe Readerの起動の高速化をしておくと便利です.
使用するスキャナに対応したドライバソフトなどをインストールして下さい.
SQSでの推奨スキャナに関しては,以下の情報を参考にしてください.
SQSの利用方法を簡単に学びたい人のために, Flashや動画の形式でのマニュアルを充実させてゆく予定です.
SQSの操作解説の動画を閲覧する際に必要です(Ver.5以上).無料でダウンロード・利用が可能です.
SQSの操作解説の動画を閲覧する際に必要です(Ver.9以上).無料でダウンロード・利用が可能です.
※ Windows Media Player以外のアプリケーション(QuickTime Playerなど)や,Windows Media Player Ver.9.0以前のバージョンでも閲覧可能ですが,動作確認等はしていません.