並行性制御部品の使い分け
並行性制御部品の使い分けを以下に示す。
部品動作目的
woolpack.dom.DoAcquireid 毎に同時実行権を制御する。Read-Write Lock パターンを使用することも可能。ひとつのサーバ全体で処理を排他的に実行する。処理に Read-Write Lock を適用する。
woolpack.dom.DoAcquireSessionセッション毎に同時実行権を制御する。クライアントにおけるボタンの2度押しに対して消極的に対処する。
woolpack.dom.JoinProcess同一セッションで同一の id のリクエストが既に実行中の場合、実行されている処理が終了するのを待ち実行結果の DOM ノードを再表示する。クライアントにおけるボタンの2度押しに対して積極的に対処する。
woolpack.ee.DoAcquireTransactionid の組毎に同時実行セッション数を制御する。一般に Servlet はリクエストごとにスレッドが異なるため、java.util.concurrent.locks パッケージを使用することができない。ひとつのサーバ全体で画面遷移を排他的に実行する。
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