Lightweight Google Maps マニュアル

API 解説

概要

Lightweight Google Maps が内部的に持っている API の解説です。ウェブログで登録した位置情報を他のアプリケーションで活用することができます。具体的には、位置情報の絞り込み条件をつけて API を呼び出すと、希望するフォーマットで位置情報が返されるという仕組みです。

絞り込み条件

出力フォーマット

アクセス方法

API 本体はプラグインのディレクトリーにある locations.php ファイルです。したがって、このファイルを HTTP で直接呼び出せば OK です。絞り込み条件は GET パラメーターとして付与します。

http://example.jp/ がウェブログの URL とすると、API の URL は
http://example.jp/wp-content/plugins/lightweight-google-maps/locations.php
となります (プラグインのディレクトリー名がデフォルトの場合)。絞り込み条件はその後ろに ? を置いて記述します。

?format=kml&recent=100
最新100地点を KML で出力
?format=kml&category=2
カテゴリー ID: 2 の記事に登録された位置情報を KML で出力
?format=kml&tag=slug
タグスラッグ「slug」が付与された記事に登録された位置情報を KML で出力
?format=kml&date=2007-02-24
2007年2月24日に投稿された記事の位置情報を KML で出力
?format=kml&bounds=y1,x1,y2,x2
y1,x1,y2,x2 で示される範囲にある位置情報を KML で出力。

KML の使い方

ウェブブラウザーで上記のような URL にアクセスすると、KML ファイルが保存される はずです (ファイル名はブラウザーによって異なります)。手動で kml という拡張子を補 ったり、ファイル名を適宜変更してください。これを Google Earth に読み込ませると、自動的にすべての位置がちょうど入るような拡大率で閲覧できるでしょう。

API アクセス用の URL を、KML を解釈するウェブサービスに読み込ませる方法もあります。例えば、Google マップの検索フィールドに API アクセス用 URL を記入してみると、左側に場所リストが出て、右側の地図にはマーカーが打たれた画面になるはずです。ただし、Google マップは最大50件しか位置情報が扱えませんので、ご注意を。

他にも、KML の楽しい使い方があれば、作者まで連絡をお願いしますです。

注意事項